簿記試験まであと2週間

2週間で何をする?簿記試験

簿記試験まで2週間を切りましたね。勉強の進み具合はどうですか?過去問解いてますか?7割得点できてますか?

 

さて、今日は試験はもうすぐだけど何やったらいいか分からない。という方へ向けて「試験日までに勉強すること」をお話します。

 

試験日が近くなり焦っているかもしれませんが、焦らなくていいです。勉強はまだ13日も出来ますから。お仕事されている方は、仕事が終わって一息ついて、それから勉強なさってください。ダラダラ勉強するよりかは、1時間でも本当に集中して勉強した方が身につきますから、疲れて眠い場合は寝てしまった方がいいと思います。仮眠後元気が出たら問題解いてみてください。頭がすっきりして勉強がはかどります。


もうすでに合格ラインに達していいる方もいらっしゃるでしょうし、まだまだあと10点欲しい。という方もいらっしゃるでしょう。合格ラインに達している方は、予想問題や過去問題をどんどん解いていってください。2時間の制限時間の中で真新しい問題があったとしても70点を確保できるように、問題を解くことに慣れていきましょう。

 

あと10点欲しい人は何を勉強するか?

1、試算表 第3問対策30点

2、精算表 第5問対策30点

3、財務諸表 第5問対策 30点 この3つを解けるようにしましょう。他にも勉強したいことは伝票とか帳簿とかありますが、70点確保して合格するためには、慣れれば手堅く点を取りに行ける「試算表」「精算表」「財務諸表」の問題がおススメです。

 

「試算表」の問題を解き始めたらある程度点が伸びるまで、ひたすら試算表を解いてみてください。はじめは同じ問題でいいです。繰返し3回くらい解くと、解く時間も短縮しますし、何しろ慣れます。この問題ですが「過去問」が良いでしょう。類似問題が出題されることがよくありますので、割と最近の問題がおススメです。

ある程度点が取れるようになったら、別の問題を解いてみてください。その問題も出来るようになったら別の問題へ。

まとめて試算表の問題を色々解いて出来るようになると、ここだけで加点が期待できます。

今、試算表の問題で15点とれている方は、この方法で+10点を目指しましょう。第3問目の試算表で24点取れると合格が近づきます。

 

この要領で「精算表」「財務諸表」も解きましょう。どちらも決算整理仕訳が出てきますので、仕訳としては同じような問題を解くことになります。が、表作成が全く違いますので、決算整理仕訳をある程度出来るようにしたら、どちらの表作成も練習しておきたいところです。やはり過去問中心に同じ問題を繰返し解くことで、点が伸びますし、ミスしやすいところもチェックできます。 

 

苦手な個所を克服し、ミスしやすい箇所をチェックする。試験では同じミスをしないこと。に気を付ければ+10点で合格目指せます。

 

「試算表」「精算表」「財務諸表」の3つも問題がある程度できている方は、第2問、第4問目対策を行ってください。

どちらもおよそ10点程度ですが、2つを足すと20点になります。ここで点を稼げたら嬉しいです。

帳簿問題、帳簿の締切り、伝票問題、色々とありますが、こちらも過去問を解いてみてください。

過去10回分程度を解いておくと、安心できます。

 

では、10点ではなく30点欲しい人は。何を勉強するか?

あと30点必要という方は、おそらく基礎のところで躓いていると考えられます。

基礎の仕訳は出来ているか?転記は出来るか?集計でミスしてないか?表作成は出来るか?決算整理は出来ているか?どうでしょうか?

 

総合問題は一つ一つの仕訳の集合なので、基礎の仕訳が苦手、転記が苦手、集計が苦手ですと、いきなり解いても難しいと思います。

焦りもあるでしょうが、苦手な仕訳を克服することから始めましょう。

まだ2週間ありますので、3日間はひたすら仕訳を解く。2日間で試算表作成を。2日間で決算整理仕訳をひたすら勉強する。2日間は精算表、2日間は財務諸表、残りの日は過去問を解く。といったスケジュールを組んで取り組むのも良いでしょう。

 

あと2週間もあります!有効に時間を使って簿記試験、合格を目指しましょう!

簿記の勉強は、地道で結果がすぐに現れるわけでもありません。 どれだけ勉強しても全然点が伸びない時期もあります。

が、焦らず諦めずに頑張りましょう。

あきらめたらそこで試合終了ですよ。スラムダンクの安西先生も言っています。

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