固定資産


固定資産とは、建物、備品、車両、土地など長期に渡って使用するための資産をいいます。1年間を超えて使用するため所有している資産です。

建物 店舗、倉庫、工場など

備品 パソコン、机、椅子、書棚など

車両運搬具 乗用車、トラックなど

土地 事務所、倉庫、工場の敷地など

固定資産取得時、決算時、売却時に仕訳が必要になります。

 

固定資産を取得した時には、購入代価に付随費用(手数料など)を含めた金額を取得原価として処理します。

取得原価とは、取得して使用するまでにかかった費用のことを含めた金額になります。なので、取得時の売買手数料など引取運賃、据付費、整地費用などが付随費用となります。

取得原価=購入代価+付随費用(売買手数料など)

「固定資産」は資産グループです。ですので固定資産が増加したら、左側に。固定資産が減少したら右側に仕訳をしましょう。

固定資産 購入時の処理


5月10日 店舗用の建物1,000,000円を購入し、代金は不動産会社への仲介手数料、登記料50,000円とともに小切手を振り出して支払った。

※建物の金額1,000,000円に、仲介手数料、登記料の付随費用50,000円を含めた1,050,000円が建物の取得原価となることに注意!

固定資産 売却時の処理


固定資産は通常何年か使ってから売却することが多いですが、今回は購入後すぐに売却した場合を確認します。

手許にある固定資産を売却するわけですから、資産がなくなる。→資産が減少するわけです。仕訳では資産の減少は右側に仕訳をすることになります。そして大事なのは、固定資産を売却した時には固定資産の帳簿価格を減額します。帳簿価格とは帳簿に計上されている金額のことです。

固定資産を売却する際、帳簿価格のまま売却すれば儲けもなければ損もありません。が、帳簿価格よりも高い金額で売却した時は儲けが出ますのでその分を「固定資産売却益」勘定(収益グループ)で処理します。反対に帳簿価格よりも安い金額でしか売却できなかった場合は、損してしまうので「固定資産売却損」勘定(費用グループ)を使って処理します。

5月10日 帳簿価格1,050,000円の建物を1,000,000円で売却し、代金は現金で受け取った。

5月10日 帳簿価格1,050,000円の建物を1,100,000円で売却し、代金は現金で受け取った。