職業訓練、社員研修、個別指導の講師を行っている、オフィスサポートです。152回簿記検定から10日間経過しました。
そろそろ次のステップに進みたい方は、勉強を再開してくださいね!
オフィスサポートは、簿記検定対策講座も行っていますが、簿記初心者の方向けの経理事務講座も行っています。
仕事で経理を任されることになったけど不安だ。
帳簿って何を作成すればいいの?
仕訳ってどうするの?
試算表ってなに?
決算ってなに?
財務諸表って何?
という方へ、マンツーマン個別指導も行っています。
グループレッスンも可能です。
簿記3級の資格は必要ないけど、仕事で簿記の、経理の知識が必要だ。会計ソフトもさわってみたい。という方は、ぜひご利用ください。
経理事務を任されることになって、最初は不安でどうしようかと思っていました。
個別で教えていただけるところがあると聞いて受講させていただきました。
3時間講座を3日間お願いしましたが、不安が解消されました。
簿記一巡の流れ、仕訳の仕方や、主要簿の作成、決算の手続きを教えていただきました。
会計ソフトを使いたいと話したところ、弥生会計の使い方まで教えてもらい感謝です。
とても分かりやすく、コンパクトにまとめて教えていただけたのでありがたかったです。
簿記の導入部分、経理の仕事に必要なところのみをピックアップして教えていただけました。
3時間×3日間でお願いしました。
伝票や領収書から仕訳を起こし、弥生会計ソフトを使いながら仕訳帳に入力し、総勘定元帳、残高試算表、決算書の作成まで
確認できました。簿記3級までは必要ないですが、仕事のために簿記が必要でしたので受講してよかったです。
有難うございました。
とても内容の濃い、3日間でした。
簿記を何も分からず講座をお願いしましたが、とても分かりやすく、必要な個所をピックアップして教えていただけました。
会計ソフトを使って教えてくださったので、実務で役立つと思います。
難しいと思っていた仕訳が出来るようになりました。
有難うございました。
2019年6月9日(日)152回簿記検定試験お疲れ様でした。
152回の簿記3級試験問題は、基本的な易しめの問題でした。過去問や練習問題をこなしてきた方は十分手ごたえがあったと思います。手ごたえがなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ結果が出たわけではありません。しばらくは簿記のことは忘れてゆっくりしましょう。
次は11月です。簿記3級を受験した方で次のステップへと進みたいと思っているかたも多いと思います。
簿記2級は、企業が求職者に求める資格第1位になっています。とても価値のある資格です。これから簿記2級をはじめていかれる方はテキストと練習問題を手に入れて、近いうちに勉強を始めてくださいね。
今回簿記3級の問題に手ごたえがなかった方で、簿記2級取得を取得したいと思っている方は、次の11月に向けて勉強を進めていかれたらいいと思います。次の11月には3級も2級も挑戦していきましょう。
簿記2級は前回152回のような難易度の高さはなく、比較的解きやすい問題だったと思います。ただボリュームがあり、時間との勝負でしたね。過去問や練習問題をこなしてきた方は手ごたえがあったと思います。
合格点に手が届かなそうだという方は、少しゆっくりして、また勉強していきましょう!
それでは、152回の簿記3級、簿記2級の内容を確認していきましょう。
152回簿記3級 試験内容
第1問 仕訳
第2問 帳簿組織
第3問 残高試算表
第4問 伝票
第5問 貸借対照表 損益計算書
解きやすい問題でしたので、合格率は50%超えだと思います。
152回簿記2級 試験内容
第1問 仕訳
第2問 銀行勘定調整表
第3問 貸借対照表
第4問 部門別個別原価計算
第5問 標準原価計算(差異分析)
前回と比べ解きやすい問題でした。
合格率はひさびさに20%~30%、いくのではないでしょうか?
商工会議所から151回簿記検定試験の全国平均合格率が発表になりました。
151回簿記3級 合格率55.1%
151回簿記2級 合格率12.7%
という結果でした。
簿記3級は本当に解きやすい問題だした。
しっかりと基礎問題や過去問で勉強してきた方は
合格されたと思います。
簿記3級は152回の試験から、出題範囲が変わります。
新範囲が出題される可能性が高いです。
例えば「証ひょうからの仕訳」の問題
「固定資産台帳」の問題
決算整理後残高試算表の問題もあるかもしれません。
152回の簿記3級対策としては、
仕訳、試算表作成、精算表、財務諸表、帳簿組織、伝票作成、帳簿の締め切りといった
定番問題を確認しつつも、新範囲はしっかりとチェックしておきましょう!
151回簿記2級は難しい問題でしたので合格率も低めとなっています。
とくに第3問目の連結会計が難しかったと生徒さんから聞きました。
次回の152回では連結会計は出題される可能性は低いと思います。
でも連続して出題されることもあるので、勉強はしっかりしていきましょうね!
次は財務諸表の問題が出題されるのでは?と思います。
財務諸表の問題を解けるようにしっかりと対策していきましょう!
第2問目は株主資本変動計算書でしたので
次回は、為替の問題、有価証券、固定資産、銀行勘定調整表あたりが出題されると思います。
また、簿記3級、簿記2級の予想をたてたら紹介していきますね!
簿記の勉強をこれからはじめる方は、「仕訳」をしっかりできるようにしていきましょう。
何事もまずは基礎から!
151回簿記検定試験を受験された方、お疲れさまでした!
3月4日に簿記検定試験の各地域での合格率が発表になりました。
皆さん、結果はいかがでしたか?
簿記3級に関しては、解きやすい問題だったため合格率は高めでした。全国平均合格率はまだ出ていませんが、概ね50%以上の合格率だと思います。
簿記2級に関しては、前回に引き続き合格率は低めでした。
概ね10%前後の合格率だと思います。
149回、150回、151回と3回連続して10%台の合格率!
次回もやはり難易度は高めになると思います。
しっかりと勉強していきましょう。
151回 簿記3級試験内容
第1問 仕訳5問
第2問 勘定記入(買掛金勘定と買掛金元帳)
第3問 合計試算表
第4問 商品有高帳
第5問 財務諸表(損益計算書 貸借対照表)
151回 簿記2級試験内容
第1問 仕訳5問
第2問 株主資本等変動計算書
第3問 連結精算表
第4問 製造間接費の部門別計算
第5問 等級別総合原価計算
簿記3級は次回の152回から出題範囲が変わります!
簿記3級の試験を受験予定の方は新しいテキストと練習問題で勉強をはじめましょう!
次回の152回簿記検定試験は 平成31年6月9日(日)です。
申し込みは4月上旬ごろからです。
151回簿記検定試験 平成31年2月24日(日) 合格率
簿記3級
静岡商工会議所 合格者388名/受験者数758名 合格率51.2%
島田商工会議所 合格者51名/受験者数106名 合格率48.1%
富士商工会議所 合格者42名/受験者数86名 合格率48.8%
岡崎商工会議所 合格者139名/受験者数263名 合格率52.9%
豊橋商工会議所 合格者125名/受験者数237名 合格率52.7%
松坂商工会議所 合格者91名/受験者数143名 合格率63.6%
宇都宮商工会議所 合格者220名/受験者数462名 合格率47.6%
春日部商工会議所 合格者109名/受験者数207名 合格率52.7%
簿記2級
静岡商工会議所 合格者47名/受験者数544名 合格率8.6%
島田商工会議所 合格者5名/受験者数69名 合格率7.2%
富士商工会議所 合格者6名/受験者数36名 合格率16.7%
岡崎商工会議所 合格者19名/受験者数142名 合格率13.4%
豊橋商工会議所 合格者45名/受験者数185名 合格率24.3%
松坂商工会議所 合格者14名/受験者数61名 合格率23.0%
宇都宮商工会議所 合格者48名/受験者数262名 合格率18.3%
春日部商工会議所 合格者10名/受験者数120名 合格率8.3%
はやいもので、151回簿記検定試験まであと2週間となりました。
受験する方、勉強は進んでいますか?
試験日までに苦手な論点を一つ一つつぶしていきましょう!
今日は151回簿記3級の予想についてです。
生徒さんからもよく質問されます。
講座中も、過去問を中心に苦手な論点をつぶしつつ予想問題を行っています。
まだまだ2週間ありますから、第3問の試算表と、第5問の精算表、財務諸表作成などしっかり対策が出来ますよ!
とくに決算整理は点が取りやすいところです。
簿記3級に出題される決算整理は、似たような取引が多いので、まずは基本の問題を解けるようにしましょう。
ちなみによく出題されているのは以下のとおりです。
1、未処理事項処理
2、現金過不足処理
3、売上債権の貸倒引当金設定
4、売上原価算定
(仕入勘定で売上原価を算定する方法、売上原価勘定で売上原価を算定する方法)
5、固定資産の減価償却
6、消耗品の処理
7、費用収益の繰延べ、見越し
8、資本金、引出金の処理
さて、簿記3級の予想です。
第1問 仕訳
第2問 帳簿組織 or 勘定締切
第3問 試算表
第4問 語句記入又 or 勘定締切
第5問 財務諸表
だと思います。
あくまでも私の予想です。
勘定締切は苦手な方が多いですね。
固定資産の減価償却
消耗品
資本金、引出金、
商品売買 三分法と分記法
繰延べ、見越し
などの問題で勘定を締め切らせる問題は要チェックです。
前回の150回では勘定締切は出題されていないので
次回の151回では出題される可能性が高いです。
締切について悩む方がおおいです。
費用、収益勘定は残高を損益勘定に集計して利益を算定します。
資産、負債、純資産の残高は次期に繰り越すものです。
Tフォームの勘定をよく確認してくださいね!
例えば「備品」のTフォームだったら「備品」は資産なので
次期に繰り越します。
だから残高は「次期繰越」に。
「減価償却費」のTフォームだったら「減価償却費」は費用なので
次期に繰り越さず、当期の利益を出しておしまい。
残高を「損益」勘定に振替えて、利益の計算をします。
じゃあ「減価償却累計額」は?
資産のマイナス勘定なので、次期に繰り越します。
残高は「次期繰越」に。
「消耗品」は資産勘定だから残高は次期に繰り越します。
「消耗品費」は費用勘定だから残高は次期に繰り越さず
「損益」勘定に振替え、利益を計算しますね。
Tフォームの勘定が「資産」「負債」「純資産」だったら次期繰越
Tフォームの勘定が「費用」「収益」だったら損益
と覚えてくださいね!
あと2週間、頑張っていきましょう!
はやいもので11月の150回簿記検定試験から1か月経過しました。
全国平均合格率が商工会議所より発表されていました。
今回も簿記2級は合格率が低かったです。
簿記2級の全国平均合格率は、14.7%
簿記3級の全国平均合格率は、43.8%
でした。
150回簿記2級の内容は
第1問 仕訳
第2問 固定資産(税効果 連結あり)
第3問 貸借対照表
第4問 費目別計算(仕訳)
第5問 直接原価計算(CVP分析)
簿記2級
第1問 仕訳
問題文の表現がすこし変わっていましたね。
戸惑った方も多かったと思います。
第2問 固定資産(リース取引 税効果 連結あり)
固定資産の取得、圧縮、減価償却、リース、税効果、連結といった
盛りだくさんの内容。減価償却に関しては、直接法でした。
間接法の問題が多いので、見落とした方もいらっしゃるかもしれません。
よく問題文を読み込まないと、ミスしやすい問題でした。
第2問は個別論点を問われることが多いです。
例えば、有価証券、株主資本等変動計算書、商品売買、銀行勘定調整表などです。
今後もこの傾向は続くと思います。
第3問 貸借対照表
問題数や内容も基本的なものでした。
第4問 費目別計算
仕訳問題。賃率差異が間違えやすかったかもしれません。
他は基本的な問題です。
過去問や練習問題を解いて慣れていきましょう。
第5問 直接原価計算(CVP分析)
小5問目 高低点法は操業度が分かりづらかったですね。
他は基本的な問題でした。
150回簿記2級は、第3問目の貸借対照表が一番解きやすい問題でした。
第1問、第2問は、問題の見落としや勘違いをしてしまうと点が取れない問題でした。
第4問、第5問の工業簿記も細かく見慣れない問題がありました。
解きやすい問題でいかに点を取っていけるか。が、とても重要になってきています。
難しい問題に時間をかけず、基本的な解きやすい問題で点を取る。
「捨て問題」の見極めが大事です。
普段問題を解くときも、一つの問題にあまり固執せず
ここは解かなくても大丈夫。といった選択ができるようになれるといいですね。
簿記2級は70点に届くのが難しくなってきています。
合格率も2回続けて 10%台でした。
次回の2月、151回では少し合格率が高めになるといいのですが。
150回簿記3級の内容は
第1問 仕訳
第2問 帳簿組織
第3問 残高試算表
第4問 伝票会計
第5問 精算表
簿記3級
第1問 仕訳 基本的な問題が多くみられました。
第2問 帳簿組織
補助簿の選択、売上、売掛金を求める問題でした。
第3問目の試算表は、2重仕訳がありましたが解きやすい内容だったと思います。
試算表の仕訳が出来なかった方、間違えてしまった方は
テキストをチェックして次回に備えましょう。
第4問 伝票の問題では
仕訳を分解する方法と擬制する方法があります。
今後も出やすい論点ですので、
間違えてしまった方は練習問題をやってみましょう。
第5問目 精算表
基本的な問題が多かったですが、
保険の解約や、利息の前払いの問題など
一部の問題ですこし戸惑ってしまったかもしれません。
簿記3級の合格率は43.8%。
解きやすい問題が出題されたな、という印象でした。
ただ、焦って間違えてしまった。
いつもの調子で解けなかった。
おしくも70点に届かなかった方もいらっしゃると思います。
諦めずに勉強を続けてください。
基本ができていれば必ず合格できるのが簿記3級です。
150回で惜しくも不合格だった方は、151回での合格を目指しましょう。
151回は2019年2月24日(日)です。
150回簿記2級 実受験者数 49,516名 合格者数 7,275名 合格率14.7%
150回簿記3級 実受験者数 88,774名 合格者数 38,882名 合格率43.8%
150回簿記検定試験、お疲れさまでした。次回151回簿記検定試験2月24日(日)の簿記3級、簿記2級では何が出題されるんでしょうか?気になるところですよね。
まず150回簿記検定試験で出題された内容を確認してみましょう。
150回簿記2級
第1問 仕訳
第2問 固定資産
第3問 財務諸表
第4問 費目別計算(仕訳)
第5問 直接原価計算
という内容でした。
151回の簿記2級は
第1問 仕訳
第2問 銀行勘定調整表 税効果会計 株主資本等変動計算書
第3問 連結財務諸表 精算表 サービス業の損益計算書
第4問 標準原価計算 部門別原価計算 総合原価計算
第5問 個別原価計算 本社工場会計 製造原価報告書 差異分析問題
を予想します。
第1問
仕訳問題です。
第2問
150回検定試験では、固定資産に税効果、連結会計が付属している問題でした。
次回の151回では銀行勘定調整表、株主資本等変動計算書、
2018年に追加された新論点の税効果会計は要チェック。
148回の外貨建取引や149回の有価証券なども可能性はあります。
過去問は一通りチェックしておいてくださいね。
第3問
今回の150回の財務諸表は本当に基本的な貸借対照表でした。
151回では、連結、サービス業の財務諸表は要チェックだと思います。
連結会計は148回で連結精算表が出題されましたがアップストリームはまだ出題されていません。
次回はアップストリームがからんだ連結財務諸表は一通り勉強しておいた方がよいでしょう。
それから「サービス業の損益計算書」は2016年に簿記2級の出題範囲に追加されたにもかかわらず
あまり出題実績がない役務収益、役務原価について勉強しておいた方がよさそうです。
第4問
150回では費目別の仕訳の問題でした。
正直私は部門別原価計算が出題されると思っていました。
次回は部門別原価計算+原価差異分析ではないかと。
もしくは標準原価計算+原価差異分析。
第4問、第5問共通で勉強しておきたいのは
出題頻度の高い総合原価計算です。
工程別、等級別、組別など色々ありますが。
減損、評価額がついている問題まで解けるようにしておきましょう。
第5問
150回では直接原価計算、CVP分析でした。
次回151回では本社工場会計(仕訳)。
製造原価報告書もそろそろ出題されてもいいころかな?とも思います。
過去では137回で登場しています。
それから個別原価計算です。これも仕訳の問題。
製品ごとに原価を集計するコツをつかめば難しいことはありません。
工業簿記を得意にすると合格に近づけますよ!
→151回簿記3級予想はこちら
各商工会議所より、150回簿記検定試験の合格率が発表されていますのでまとめてみました。一部商工会議所は発表されていないところもあります。
静岡商工会議所
2級 9.9% 53名/534名中
3級 33.4% 195名/584名中
松本商工会議所
2級 27.0% 38名/141名中
3級 46.8% 126名/269名中
八日市商工会議所
2級 16.0% 4名/25名中
3級 43.1% 25名/58名中
さいたま商工会議所
2級 15.3% 145名/946名中
3級 41.0% 592名/1,444名中
函館商工会議所
2級 22.2% 20名/90名中
3級 62.1% 110名/177名中
岡山商工会議所
2級 9.8%
3級 43.0%
上田商工会議所
2級 6.9%
3級 44.2%
藤枝商工会議所
2級 18.5%
3級 33.9%
那覇商工会議所
2級 11.0% 10名/95名中
3級 43.0% 95名/221名中
広島商工会議所
2級 13.6% 69名508名中
3級 37.4% 343名/917名中
姫路商工会議所
2級 9.1%
3級 42.2%
上尾商工会議所
2級 8.8%
3級 41.5%
福山商工会議所
2級 10.8%
3級 42.1%
一部ですが150回の簿記検定試験の結果です。
2級は149回簿記検定試験に続き合格率は低めでした。
3級は試験内容が基礎的な問題が多かったので安定した合格率でした。
全国平均はまだ発表されていませんが、2級は10%台、3級は40%台でしょう。
次回151回ですが、
3級は144回から合格率が安定していますので次回も期待したいです。
2級は149回、150回と連続して合格率が10%台になりましたので
次回は2級をちゃんと勉強して、基本を押さえている人は合格できるレベルにしてほしいです。
2級の合格率はふり幅が広すぎて、回によって難易度が違いすぎますよね。
難易度高めの回にたまたま受験した人は落ちてしまう。
簡単な回で運よく受験した人は合格できる。
っていう試験になっている気がします。
といっても、どんな問題であっても合格できるレベルにもっていかないと
資格は取得できないので、難しい回でも合格できる技術を身につけましょう。
何事も基本が大事です。それから応用を。
次は、151回 2019年2月24日(日)です。
まだまだ時間はたっぷりあります。
今から3級・2級を勉強しても十分間にあいますし
Wチャレンジでもいいですよね!
今回の6月で簿記2級に合格した方は、ぜひ簿記1級を。
簿記2級は、
企業が求める資格第1位になっているんですよ。
いかに企業が経理を理解している人材を必要としているか分かります。
本当に合格できるのか?自分では無理ではないか?
とおっしゃる方もいますが、自分を疑ったり、悩んだりしても
時間はどんどん過ぎていくだけです。
こんな年齢でチャレンジしても。という方もいらっしゃいますが
これからの自分の人生のなかでは、今が一番若いんですよ。
もう昔には戻れないですから。
これからの人生で一番若いのは今!
何かを始めるのに遅い早いは関係ないと思います。
今!と思ったら始められるといいですよね。
就職活動に、仕事に、何かしら絶対役にたつのが「簿記」です。
簿記資格を持っていない自分と、簿記資格3級を持っている自分とでは
(これは他の資格と考えてもらっても大丈夫です。)
就職に有利になるし、何より自信がつきます。
履歴書で資格なしと簿記3級
を比べると実績・経験も大事ですが資格でも印象は違いますよね。
何かを はじめたいな~と思っている方は
「簿記」おススメです。
このサイトでも簿記2級内容を少しずつ紹介しています。
参考になればと思います。
はやいもので、もう8月中旬です。気が付いたら商工会議所から149回簿記検定試験の結果、全国平均合格率が発表になっていました。結果は、簿記3級 44.3%。簿記2級はなんと15.6%でした。
簿記3級は解きやすい問題だったので、50%台いくかな?と思ったんですが44.3%でしたね。3級は最近合格率40%以上を保っているので、次回もそんなに難しくならないことを祈っています。
簿記2級は難しかったので、149回の合格率は低いだろうなと思っていたら10%台でしたね。2級の合格率はアップダウンが激しいので、次回は30%台とか期待したいですね!なるべく解きやすい問題出てこい!って思います。
ちなみに1級は13.4%でした。
過去10回分の簿記3級合格率を確認しておきましょう。
過去10回の平均合格率は、41.7%です。
141回、142回が20%台ですが、最近はおおむね安定しています。
149回 | 44.3% |
148回 | 48.9% |
147回 | 40.3% |
146回 | 51.0% |
145回 | 47.3% |
144回 | 45.1% |
143回 | 34.2% |
142回 | 26.6% |
141回 | 26.1% |
140回 | 52.7% |
ちなみに149回簿記3級の内容は
第1問 仕訳
第2問 勘定記入
第3問 合計残高試算表
第4問 語句記入(選択)
第5問 財務諸表(損益計算書、貸借対照表)でした。
次回150回に向けて、試算表、精算表、財務諸表をマスターしておきましょう。
簿記3級では、第2問目に多く出題されている「帳簿」についてです。今回はそのなかでも「当座預金出納帳」を確認します。
当座預金出納帳から仕訳をおこす問題が出題されたことがあります。当座借越がからんでくる問題で、当座借越は一勘定制と二勘定制があります。「当座預金」と「当座借越」の2つの勘定を用いるのが「二勘定制」です。「当座」の1つの勘定を用いて処理するのが「一勘定制」です。
「当座借越」は、当座預金口座の残高を超えて小切手を振り出した場合でも、借越限度額までならば銀行が立て替えてくれる契約をすることが出来ます。この契約を当座借越契約と言います。残高を超えて振り出した分を自動的に貸し付けてくれるもので、銀行への借金を意味します。当座預金へ振り込みがあったら、まず「当座借越
」の返済を優先して行い、返済後当座預金へ入れることになります。
当座預金出納帳は「当座預金」の増減取引の詳細を記します。仕訳には必ず借方か貸方に「当座預金」が登場します。預入欄に金額が載っていれば、当座預金に預け入れたという事なので、仕訳の借方が「当座預金」になります。引出欄に金額が載っていれば、当座預金からの引出しという事なので、仕訳の貸方が「当座預金」となります。
簿記検定試験の第2問目で出題されることのある、「商品有高帳」についてみていきます。商品有高帳は商品に関する明細を記入していく補助元帳で、特徴は商品の種類ごとに、数量、単価、金額を仕入れ、売上げのさいに記入していき、帳簿上で在庫チェックすることが出来ます。
記入方法は、「先入先出法」と「移動平均法」の2つがあり、商品の払出単価の決定方法により違いがあります。
「先出先出法」は、先に仕入れたものから払いだす。と仮定して払出単価を決める方法です。「移動平均法」は、単価の違う商品を仕入れる度に、平均単価を計算しそれを払出単価とする方法になります。
次の10月におけるA商品に関する資料にもとづき、商品有高帳に記入をしなさい。
なお、商品の払出単価の決定方法として先入先出法を用いること。
10月1日 前月繰越 10個 @100円
3日 仕 入 20個 @120円
10日 売 上 15個 @250円
15日 仕 入 10個 @140円
20日 売 上 18個 @270円
31日 月末となり、帳簿の締め切りを行った。
決算整理の中でも、毎回簿記試験に出題されている「減価償却」ですが、苦手な方が多いです。
簿記3級の減価償却は、計算方法は定額法のみ。
仕訳の方法は直接法と間接法があります。
決算時と売却時に減価償却の計算が必要になってきます。
第1問目の仕訳の問題でも出題されているし、第2問目や第4問目でも出題されています。
間接法で処理していたものを、直接法で処理するとどうなるのか?という勘定締切りの問題や、勘定口座に記入する問題を見たことありませんか?第2問と第4問は8点から12点の問題ですが、正解できれば大きな得点源になります。
今回は苦手な方が多い減価償却の問題をご紹介します。
次の建物に関する記帳は間接法によるものである。これを直接法で記帳するとどうなるのか答えなさい。
(ア)~(エ)に当てはまる適切な語句、または金額を記入しなさい。
簿記の勉強を開始してから、何が大変かというと仕訳に使用する「勘定科目」を覚える事だと生徒さんが教えてくれました。
それよりもっと大変なのが、「仕訳」をすることだと言います。
先日、生徒さんと簿記の話をしていたんですが、復習は毎日していて、ノートもまとめている、取引から仕訳に使っていく勘定科目もなんとなく分かる。でも仕訳するとなるとできない。という事でした。
そこで、実際に問題文をよんで実際に仕訳するところを見ていたら、新しい勘定科目を自分で作ってしまったり、左側をうめてから右側をうめたい。というコダワリがありました。そして、商店名にひっかっかっていました。問題文によっては仕訳に直接必要のない情報をわざと記載している場合もあります。
その仕訳するのが苦手な生徒さんは、
ある問題を解いていて商店名が3つも登場するから、何が何だか分からなくなる。とのことでした。
すごく真面目で一生懸命に簿記と向き合っていますよね。真面目だからこそ悩んでしまうんです。
手形の裏書の問題で、元の振出人、裏書する人、裏書される人、の3人が登場します。
問題文の例です。
静岡商店は、関西商店から商品50,000円を仕入れ代金のうち半分は福岡商店振出し、当店宛の約束手形を裏書譲渡し、残額は掛とした。
確かに静岡商店、関西商店、福岡商店、が登場します。
でも落ち着いて読むと、当店は静岡商店で商品50,000円を仕入れている。代金は半分は手形の裏書き。半分は掛、買掛金です。
仕訳は、
仕入 50,000円 / 受取手形 25,000
/ 買掛金 25,000
問題文を読み取るのが苦手であれば、
問題文の中から仕訳に必要なキーワードと金額をピックアップして
仕訳をすれば、そんなにややこしく感じないかもしれません。
例えば、
静岡商店は、関西商店から商品50,000円を仕入れ代金のうち半分は福岡商店振出し、当店宛の約束手形を裏書譲渡し、残額は掛とした。
仕訳には、商品を50,000円仕入れた。代金は手形の裏書き、買掛金 半分ずつ
という情報があれば仕訳できます。
ややこしく、難しく感じる問題文でも
情報のピックアップがうまくできれば仕訳が出来るのでは?と思います。
ただ、「基本の仕訳」が頭に入っていなければ
やっぱり「仕訳が出来ない」状態になってしまうと思います。
ですから、仕訳が苦手な方には
基本の仕訳をマスターすることをおススメしています。
基本さえマスター出来れば、あとは応用問題になっても
仕訳の基本が理解できていれば、なんとか解けるようになります。
これも練習しないといけませんが。
と、いうことで今回は「簿記3級の基本仕訳一覧表」を作ってみました。
仕訳でつまづいている方、苦手な方にぜひ使っていただけたらと思います。
この下にありますのでダウンロードして使ってくださいね。
5ページあります。
現金
現金過不足
当座預金
仕入 売上 掛取引
小切手や手形間違えやすいところや
減価償却 直接法、間接法の違い
税金
決算整理仕訳
貸倒引当金
売上原価の算定
費用、収益の繰延べ、見越し
等々。簿記3級の基本の仕訳は網羅していると思います。
ぜひ活用いただけたらと思います。
簿記独学者が本当に試験に合格したいのなら、まずテキスト本を何にするのか?がとても大事になってきます。
人からすすめられても、自分に合っていなければ意味がありません。世の中には本当に沢山の簿記テキスト本が販売されています。本屋に行っても、インターネットで調べてもすごい数がヒットすると思います。
自分にあう、あわない、は自分で一度はその本を見て確認してみないとわからないと思います。よくお聞きするのが買ってみたけど、全然わからなかった…。どうしたらいいのか…。
というご相談をいただくことがあります。
初めて簿記3級を勉強しようと思って、
知人からすすめられた本を
買ってみたんだけど、全然わからない。
私って簿記に向いてないんでしょうか?
と、聞かれることもあります。
マンツーマンでの簿記講座の時にその本を拝見するんですが…。
私が見ても、分かりづらい…。
文字ばっかり。
練習問題も基礎ではなく、いきなり応用。
といった初心者向けの本ではない場合もあります。
本当に簿記が初めてだと、本だって何がいいのか?
どんな本があるのか?
分からないですよね。
→人からすすめられて買ってしまった。
→読んでも難しすぎてわからない。
→私って簿記向いてないんじゃ?
→経理事務の仕事も無理?
→どうしよう?
→落ち込む…。
→簿記の勉強をやめてしまう
ということにならないためにも
簿記テキスト本選びは慎重にお願いします。
一番いいのは、まず自分で本屋に行って
いろんな本を見てみることです。
最初は絵も入っていて
あまり字が多くない本がおススメです。
簿記ってどんなものか、
仕訳ってどういうルールがあるのか。
転記の方法、集計の方法
財務諸表って何?
くらいが分かればOKだと思います。
ある程度基礎が頭に入ったら
色々疑問が出てくると思うので
ちょっと詳しく書いてある本
応用的な内容の本を使って
勉強してみると
頭に入ってくるかな?と思います。
といっても、これも人それぞれで
字ばっかりの応用テキストでも
簿記の勉強をすすめられる方もいるので
まずは自分の好みで選んでみるとよいでしょう。
あとは練習問題も大事。
簿記はインプットよりもアウトプットの練習が大事です。
基礎問題が確認できるものと
過去問題は絶対必要です。
余裕があれば試験前に模試問題を用意したいですね。
+++++++++++++++++++++++++++++
では、私がおススメの簿記3級のテキスト本です。
ネットスクール
サクッとうかる日商3級 商業簿記 テキスト+問題集 定価:1,026円(税込)
可愛いキャラクターが登場します。簿記導入にはいいと思います。
翔泳社
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 第3版
こちらも可愛いキャラクターが登場。分かりやすいです。おすすめ
TAC出版
よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記3級 Ver.9.0 定価 2,160円(本体価格+税)
ちょっと詳しく書いてあるテキスト本です。
TAC出版
みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第6版 定価 1,080円(本体価格+税)
オールカラーのテキスト。見やすい!
+++++++++++++++++++++++++++++
練習問題は
TAC出版
よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.9.0 定価 1,620円(本体価格+税)
練習問題はこればっかり使っています。
あとは過去問題と模擬問題集、時間があれば予想問題を講座で使っています。
ということで簿記テキスト本を紹介いたしました。
ご参考になれば幸いです。
リンクは付けておりませんので
検索して探してみてくださいね。
平成28年度6月の試験から、平成30年6月まで段階的に簿記試験内容の範囲が改定されました。1級から2級に移ってきたものもあるし、逆に3級から1級へ移動したものもありました。実務であまり使われていないものは削除されたりと大幅な変更が行われました。
今回は簿記2級を独学で勉強している方へ向け「改定内容と簿記2級のボリューム」を確認してみたいと思います。平成28年度は結構ボリュームは少なかったんです。なぜかというと2級から削除された項目がかなりあったためです。追加される項目も少ししかなくて受験するにはねらい目でした。そして平成29年。ここから連結会計や外貨建会計が入ってきました。
平成30年には連結のアップストリーム、税効果会計が追加されました。1級の範囲だったものが2級に移行してきましたので、当然のことですが難易度はぐっと上がりました。内容をまとめてみましたのでご確認ください。ちなみに工業簿記は変更なしです。
よく簿記3級・2級は独学でも資格取得はできるの?という質問をいただきます。「大丈夫、独学で資格取得できます」というのが私の答えです。(ちゃんと勉強した上でね。もちろん。)
学生さんも学校の勉強の他に資格取得のための勉強をしたり、働きながら今後のため、仕事のために知識をつけたい、資格を取得したいという方が多いです。勉強する時間を確保するのも難しいなか皆さん頑張っておられます。
仕事をしながら、子どもを保育園に預けて、ご飯の支度をして、掃除も洗濯もして。土日は家の用事をこなして。本当にいつ勉強してるのかな?と思う方も沢山いらっしゃいます。今後の自分のため、未来の自分のために頑張ってるんですね。そういった方も独学で簿記3級・2級を取得しておられます。
学校に行きながら、働きながら資格取得が出来る方に共通していることがあります。
皆さん、時間の使い方が非常に上手です。
無駄がない。
自分に無理のない計画をたてて勉強を進めてます。
あまりきつい計画を立ててしまうと、お子さんの病気や家族の用事などがあると
計画がとん挫してしまう可能性が高いです。
なので週に1、2回は計画に入れない日を作って
もしも遅れが出た場合は、そこでリカバリーされているようです。
勉強する習慣を身につけて、
それを継続する。というのが大事です。
例えば朝30分早く起きて、仕訳の勉強する。
夜、手早く家のことを済ませて30分復習してみる。とか。
良い習慣を身につけて毎日継続していくと効果が期待できます。
それから大事なのが「教材」です。
通学して、講師に質問してもなかなか理解できないこともあります。
独学はなおさら、すぐに質問が出来る環境ではないので分からない項目が出たら困るところです。
まずは、自分が分かりやすい教材を揃えるとよいでしょう。
人から勧められた本が自分にとって分かりやすいとも限らないので
本屋に行って、まずは色々見てください。
パッと見て「ちょっと面白いかも」とか「分かるかも」「イラスト可愛い」
とかあったら買っても大丈夫だと思います。
すこし勉強してみて、もっと詳しく知りたい
もっとわかりやすいのが欲しいと思ったら
新しいのに替えてみましょう。
それからお友達や上司から譲り受けた教材を使っている。
練習問題も3年前に買って、それから勉強しなかったけど
勉強を再開して以前と同じ本を使っている。という方がいますが、やめましょう。
テキスト、練習問題、過去問題は最新版を揃えてください。
というのは、出題範囲の改定が行われているからです。
昔のテキストには載っていない内容が、今は試験範囲になっていたりするわけです。
せっかく勉強したのに、試験当日知らない問題が出題された…。
そんなことにならないためにも教材は新しいものを購入してくださいね。
テキストは1回目はさらっと読む。2回目で少しじっくり。3回目で理解を深める。
というように読み進めるといいかもしれません。
勿論1回読んで理解できれば言う事なしです。
苦手な項目だと1回読んだくらいでは、なかなか理解できないし
内容も頭に入ってきません。そういった時はサラーっと流すように最初は読んでみるといいでしょう。
6月下旬に向けて株主総会があちこちで開かれています。
これは決算期を3月末日に定めている企業が多いのが原因です。
株式会社では、法令によって決算期ごとに株主総会を開催しなければならないと義務付けられています。そして、決算日の翌日から3か月以内に株主総会を開かなければいけない決まりがあります。だから6月には株主総会がラッシュを迎えるんですね。
この決算日から3か月以内に開催される株主総会は定時株主総会といわれるものです。必要に応じて開催される株主総会は臨時株主総会といいます。
この株主総会は、全ての株式会社で必ず設置する最高意思決定機関になります。会社にとって大事なことはここで決定します。大事なこととは、取締役、監査役の選任や解約。会社の組織、運営、管理などに関する重要事項などです。
ニュースで、よく話題企業の株主総会の様子が伝えられることもあるので知っている方も多いのではないでしょうか?
さて、簿記です。株式といえば…。
簿記3級では「株式購入」。簿記2級では「株式発行」「株式購入」「株主資本等変動計算書」で登場します。
簿記3級の株式としては、「有価証券」の項目で登場します。
簿記3級内容から…
有価証券とは、会社が発行する株式や社債、国が発行する国債などをいいます。売買目的有価証券、子会社株式、その他有価証券など様々な種類がありますが、簿記3級では保有目的でわけずに「有価証券」(資産)勘定科目を使用します。
有価証券購入時の仕訳を確認してみましょう。
例題
6月10日 売買目的により大阪株式会社の株式を1株当り700円で30株購入し、手数料500円とともに小切手を振出して支払った。
(@700円×30株)+500円=21,500円 手数料の金額も有価証券に含めます。
6月15日 売買目的により福岡株式会社発行の社債(額面総額30,000円)を額面100円につき98円で買入れ、代金は手数料500円とともに現金で支払った。
決算になると商品の棚卸を行って、決算日に残っている在庫の数量、金額がどれだけあるかを計算していきます。この棚卸を行い売上原価を算定後、正確な利益を計算するのです。この場合の利益は売上総利益です。
売上総利益は 売上高-売上原価 で求めることが出来ます。
売上高は、会計期間中の「売上」を集計したものです。
売上原価は?販売した商品の原価のことです。
売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高ー期末商品棚卸高 計算式で求めることが出来ます。
決算では期末商品棚卸高を 商品の棚卸を行い金額を出します。そして計算式に当てはめて売上原価を算定するんです。この売上原価の算定をするための仕訳があります。ちなみに決算時に売上原価の仕訳が必要になるのは三分法という方法になります。分記法は取引の際の仕訳時に利益を計上できるので決算時に売上原価の算定は行いません。
三分法は「仕入」「売上」「繰越商品」の3勘定を使って処理する方法です。
仕入れた時は「仕入」。商品を販売した時は「売上」。期末に残っている商品の原価は「繰越商品」勘定を使います。
3つの勘定科目を使うから三分法ですね。
売上原価を算定する方法は2つ
「売上原価を仕入勘定で算定する方法」「売上原価を売上原価勘定で算定する方法」です。
よくあるパターンが、仕入勘定で売上原価を算定する方法です。「仕入」の金額を修正して行きます。「仕入=売上原価」の金額になるように修正を行う問題には「売上原価を仕入勘定で算定すること」と記載されています。
「しい くり くり しい」この呪文のようなキーワードを覚えておくといいかもです。
●期末商品のみの場合の売上原価の算定方法
当期仕入れた商品が全部で150,000円あるとしましょう。全部売れたら売上原価は150,000円です。売れた分の原価が売上原価だから。
ところが、全部売れずに売れ残っちゃうこともあるわけですよ。例えば売残りの期末在庫10,000円分があったら?
その場合の売上原価は?当期商品仕入高 150,000円 から 売れていない分の期末在庫10,000円を差引いた140,000円が当期の販売分です。これが当期の売上原価になります。売上原価は仕入れた分から10,000円を差引きけばいいですよね。
「仕入」勘定では当期商品仕入高150,000円から期末在庫分の10,000円を差引いて、売上原価の140,000円に調整されます。
そして当期の売残りの期末在庫分は資産の「繰越商品」勘定へ計上します。
↓期末在庫がある場合は 以下の仕訳になります。
各商工会議所より、149回簿記検定試験の合格率が発表されていますのでまとめてみました。一部商工会議所は発表されていないところもあります。
静岡商工会議所
3級 46.4% 268名/577名中
2級 17.9% 69名/385名中
豊橋商工会議所
3級 53.8% 91名/169名中
2級 17.4% 20名/115名中
水戸商工会議所
3級 55.8% 130名/233名中
2級 25.9% 42名/162名中
松本商工会議所
3級 42.5% 91名/214名中
2級 8.9% 7名/79名中
奏野商工会議所
3級 52.8% 74名
2級 50.0% 4名
八日市商工会議所
3級 53.8% 21名/39名中
2級 27.7% 5名/18名中
尾道商工会議所
3級 28.8% 21名
2級 13.6% 6名
さいたま商工会議所
3級 48.8% 791名/1,622名中
2級 19.0% 255名/1,343名中
函館商工会議所
3級 39.0% 41名/105名中
2級 23.6% 13名/55名中
宇都宮商工会議所
3級 46.9% 166名
2級 26.4% 55名
ひめじ商工会議所
3級 43.3% 141名
2級 16.9% 27名
一部ですが149回の簿記検定試験結果です。
2級は試験内容が難しかったので合格率は低めでした。
3級は試験内容が基礎的な問題が多かったので安定した合格率です。
次回150回ですが、
3級は144回から合格率高めが続いているので、次回は合格率を若干押さえてくるかもしれません。
2級は今回本当に難しかったので、次回は2級をちゃんと勉強して
基本を押さえている人は合格できるレベルにしてほしいです。
2級の合格率はふり幅が広すぎて、回によって難易度が違いすぎますよね。
難易度高めの回にたまたま受験した人は落ちてしまう。
簡単な回で運よく受験した人は合格できる。
っていう試験になっている気がします。
といっても、どんな問題であっても合格できるレベルにもっていかないと
資格は取得できないので、難しい回でも合格できる技術を身につけましょう。
何事も基本が大事です。それから応用を。
さて、次回試験は秋。
各地の合格率も発表され、6月も下旬になりました。
そろそろ次の11月に向かって勉強を開始したいところです。
次は、150回 11月18日(日)です。
まだまだ時間はたっぷりあります。
今から3級・2級を勉強しても十分間にあいますし
Wチャレンジでもいいですよね!
今回の6月で簿記2級に合格した方は、ぜひ簿記1級を。
簿記2級は、
企業が求める資格第1位になっているんですよ。
いかに企業が経理を理解している人材を必要としているか分かります。
本当に合格できるのか?自分では無理ではないか?
とおっしゃる方もいますが、自分を疑ったり、悩んだりしても
時間はどんどん過ぎていくだけです。
こんな年齢でチャレンジしても。という方もいらっしゃいますが
これからの自分の人生のなかでは、今が一番若いんですよ。
もう昔には戻れないですから。
これからの人生で一番若いのは今!
何かを始めるのに遅い早いは関係ないと思います。
自分が今!と思ったら始められるといいですよね。
就職活動に、仕事に、何かしら絶対役にたつのが「簿記」です。
簿記資格を持っていない自分と、簿記資格3級を持っている自分とでは
(これは他の資格と考えてもらっても大丈夫です。)
就職に有利になるし、何より自信がつきます。
履歴書で資格なしと簿記3級
を比べると実績・経験も大事ですが資格でも印象は違いますよね。
何かを はじめたいな~と思っている方は
「簿記」おススメです。
このサイトでも簿記2級内容を少しずつ紹介しています。
参考になればと思います。
2018年6月10日(日)149回簿記検定試験お疲れ様でした。149回の簿記3級は、ひねりのない易しめの問題でした。過去問や練習問題をこなしてきた方は十分手ごたえがあったと思います。
まだまだだったという方は、11月に向けて勉強を始めていきましょう!といってもまだ試験結果は出ていないので、しばらくゆっくりなさってください。
次回は、平成30年11月18日(日)あと23週間あります。
計画的に勉強を進めていってください。気づいたら、もう10月で時間がない!ということにならないようにしたいですね。
簿記3級を勉強して試験前にぐっと力がついた方、簿記が楽しいと思った方、簿記2級を取得したい方は、ぜひ簿記2級の勉強を始めてください。簿記2級は企業が応募者に求める資格第1位なんです。取得しておけば将来のためになるし、就職活動時にアピールできます。
さて、今回の簿記3級どんな内容だったのか?をまとめてみました。
第1問 仕訳
第2問 勘定記入
第3問 合計残高試算表
第4問 語句記入(選択)
第5問 財務諸表(損益計算書、貸借対照表)でした。
どれも基本的な問題で、そんなにひねりもない、素直な問題という印象でした。
合格率は高いと思います。50%を超えてくると思います。
次の11月、150回簿記3級はどうなるんでしょうか?
最近の合格率は、147回が40.3% 148回が48.8% 149回も50%近いと思います。
ちなみに
139回が54.1% 140回が52.7% と合格率が高めの回が続いたあと
141回では26.0% 142回では26.6%と合格率は低めになりました。
今回も割と合格率高めが続いてますので、次の150回では合格率が30%くらいの若干ひねりのある問題になるかもしれませんね。
私の予想なので、「へぇ~」くらいで読んでくださいね。
次の150回では、若干難しくなるかもという前提でお話しますね。
今後の勉強をどのように進めていくかです。
これから簿記3級を勉強しようと思っている方
仕訳の勉強から始めてください。
ある程度仕訳が出来るようになったら、試算表の作成
試算表は第3問対策になります。配点は30点なので非常に重要です。
試算表でひねりのある問題といったら、苦手な方が多い143回第3問。
これは一度は解いておくとよいでしょう。
第2問、第4問対策は、帳簿組織、伝票、帳簿の締切りなどです。
繰返し繰返し問題を解いて知識を定着させるようにしましょう。
勉強している時は、その項目について理解し分かっていても
1週間後に問題を解いてみたら、すっかり忘れてしまっている。ということはよくあります。
簿記資格を取得するには「復習」が大事です。
昼間勉強したら、夜復習、次の日、1週間後、1か月後にも復習するとバッチリ覚えられます。
大事なことは繰返し学習・復習です。
ある程度勉強をこなしたら、次は「決算整理仕訳」を勉強しましょう。
これは簿記3級の第5問対策になります。
決算整理の勉強がある程度終わったら、いよいよ精算表と、財務諸表の作成に入ります。
第5問は30点の配点があるので、とても重要です。
推定問題なども解いておくといいですね。
推定は基礎がしっかり出来ていないと難しいので、基礎問題をマスターできたら挑戦してみましょう。
独学の方は、テキスト選びも大事になってくると思います。
他の人がいい本だ、おすすめ本だといっても、自分に合わなければ意味がありません。
とりあえず本屋に行きましょう。(種類が豊富においてある本屋ね。)
沢山の簿記テキストが売ってますが、ザっと読んでみてください。
一番しっくりくる本を買うのをおすすめします。
練習問題も大事ですが、基礎を教えてくれるテキストは本当に大事です。
簡単に教えてくれる分かりやすい基礎本と、詳細に説明をしてくれる本というように
2冊くらいは揃えておくといいと思います。
簿記は 改訂がよくありますので、最新本を用意してくださいね。
今はネットで調べればすぐにヒットしますが、情報が最新のものでない場合もあるので注意してください。
ちなみに150回の予想としては
第1問 仕訳 20点 仕訳問題が5問出題
第2問 帳簿組織 10点
第3問 試算表 30点
第4問 伝票 10点
第5問 精算表 30点 と思っています。
また11月ごろに改めて考えますが、今のところはこんな予想でおります。
勉強をこれから始める方は、仕訳問題を疎かにしないようにお願いします。
慣れてくると、試算表や精算表、財務諸表といった総合問題ばかりを解かれる方がいますが
あまり点が伸びないと、相談されます。
お話を聞いてみると、仕訳は分かっているから全然勉強する気がない。ということを仰います。
が、総合問題も元は一つ一つの仕訳ができなければ、点に繋がりません。
「簿記の要は仕訳」です。一つ一つの仕訳を大切に理解していってくださいね。
試算表ははじめ解くのに時間がかかりますが、集計、転記にコツがあります。
すこしずつ慣れて、時間短縮、ミスなく表が作成できるように練習していってください。
決算整理仕訳も同じです。
出題される決算整理は、似たような取引が多いので、まずは基本の問題を解けるようにしましょう。
ちなみによく出題されているのは以下のとおりです。
1、未処理事項処理
2、現金過不足処理
3、売上債権の貸倒引当金設定
4、売上原価算定
5、固定資産の減価償却
6、消耗品の処理
7、費用収益の繰延べ、見越し
8、資本金、引出金の処理
結構ありますね。
必ず出題されているのは、
3、売上債権の貸倒引当金設定
4、売上原価算定
5、固定資産の減価償却
7、費用収益の繰延べ、見越し です。
頑張って勉強していきましょう!
またセミナーなどを開催する予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください。
独学で勉強している方で、簿記のことで質問がある。分かりづらい箇所がある、効率のいい勉強の仕方を知りたい
という方にはご自宅や仕事場に訪問講座も行っております。
試験前は、夜ご利用になる方もいらっしゃいました。
相談内容により、時間と授業料をお知らせしております。お気軽にご利用ください。
簿記試験まで2週間を切りましたね。勉強の進み具合はどうですか?過去問解いてますか?7割得点できてますか?
さて、今日は試験はもうすぐだけど何やったらいいか分からない。という方へ向けて「試験日までに勉強すること」をお話します。
試験日が近くなり焦っているかもしれませんが、焦らなくていいです。勉強はまだ13日も出来ますから。お仕事されている方は、仕事が終わって一息ついて、それから勉強なさってください。ダラダラ勉強するよりかは、1時間でも本当に集中して勉強した方が身につきますから、疲れて眠い場合は寝てしまった方がいいと思います。仮眠後元気が出たら問題解いてみてください。頭がすっきりして勉強がはかどります。
もうすでに合格ラインに達していいる方もいらっしゃるでしょうし、まだまだあと10点欲しい。という方もいらっしゃるでしょう。合格ラインに達している方は、予想問題や過去問題をどんどん解いていってください。2時間の制限時間の中で真新しい問題があったとしても70点を確保できるように、問題を解くことに慣れていきましょう。
あと10点欲しい人は何を勉強するか?
1、試算表 第3問対策30点
2、精算表 第5問対策30点
3、財務諸表 第5問対策 30点 この3つを解けるようにしましょう。他にも勉強したいことは伝票とか帳簿とかありますが、70点確保して合格するためには、慣れれば手堅く点を取りに行ける「試算表」「精算表」「財務諸表」の問題がおススメです。
「試算表」の問題を解き始めたらある程度点が伸びるまで、ひたすら試算表を解いてみてください。はじめは同じ問題でいいです。繰返し3回くらい解くと、解く時間も短縮しますし、何しろ慣れます。この問題ですが「過去問」が良いでしょう。類似問題が出題されることがよくありますので、割と最近の問題がおススメです。
ある程度点が取れるようになったら、別の問題を解いてみてください。その問題も出来るようになったら別の問題へ。
まとめて試算表の問題を色々解いて出来るようになると、ここだけで加点が期待できます。
今、試算表の問題で15点とれている方は、この方法で+10点を目指しましょう。第3問目の試算表で24点取れると合格が近づきます。
この要領で「精算表」「財務諸表」も解きましょう。どちらも決算整理仕訳が出てきますので、仕訳としては同じような問題を解くことになります。が、表作成が全く違いますので、決算整理仕訳をある程度出来るようにしたら、どちらの表作成も練習しておきたいところです。やはり過去問中心に同じ問題を繰返し解くことで、点が伸びますし、ミスしやすいところもチェックできます。
苦手な個所を克服し、ミスしやすい箇所をチェックする。試験では同じミスをしないこと。に気を付ければ+10点で合格目指せます。
「試算表」「精算表」「財務諸表」の3つも問題がある程度できている方は、第2問、第4問目対策を行ってください。
どちらもおよそ10点程度ですが、2つを足すと20点になります。ここで点を稼げたら嬉しいです。
帳簿問題、帳簿の締切り、伝票問題、色々とありますが、こちらも過去問を解いてみてください。
過去10回分程度を解いておくと、安心できます。
では、10点ではなく30点欲しい人は。何を勉強するか?
あと30点必要という方は、おそらく基礎のところで躓いていると考えられます。
基礎の仕訳は出来ているか?転記は出来るか?集計でミスしてないか?表作成は出来るか?決算整理は出来ているか?どうでしょうか?
総合問題は一つ一つの仕訳の集合なので、基礎の仕訳が苦手、転記が苦手、集計が苦手ですと、いきなり解いても難しいと思います。
焦りもあるでしょうが、苦手な仕訳を克服することから始めましょう。
まだ2週間ありますので、3日間はひたすら仕訳を解く。2日間で試算表作成を。2日間で決算整理仕訳をひたすら勉強する。2日間は精算表、2日間は財務諸表、残りの日は過去問を解く。といったスケジュールを組んで取り組むのも良いでしょう。
あと2週間もあります!有効に時間を使って簿記試験、合格を目指しましょう!
簿記の勉強は、地道で結果がすぐに現れるわけでもありません。 どれだけ勉強しても全然点が伸びない時期もあります。
が、焦らず諦めずに頑張りましょう。
あきらめたらそこで試合終了ですよ。スラムダンクの安西先生も言っています。
2018年5月20日(日)オフィスサポート初めての、試算表作成講座を開催しました。少人数での開催となりましたが、和気あいあいと楽しい講座でした。ご参加下さった方、有難うございました。
簿記検定第3問目で頻繁に出題されている、試算表にスポットをあてた講座です。何問か解いてもらうと、その方の苦手な仕訳、間違えやすいポイントが見えてきます。それを一緒に確認し、気を付ける仕訳、箇所をまとめて講座は終了しました。この間違えやすい箇所をチェックすることで点が伸びるんです。
アンケートから次回は画像加工講座にしたいと思います。パワーポイントもリクエストいただきましたので、予定していきます。この1か月に1回開催の講座に関して、営業したり、何かを売りつけたりは一切ございませんので、気になる講座がありましたらお気軽にフォームからお問い合わせください。
無料講座だと、営業されそう、うさんくさいというご意見をいただきましたので、次回からは受講料1,000円になります。
※別の講座や個別相談・グループレッスンは講座料金が違いますので、ご注意くださいませ。
勉強しても全然頭に入ってこないって、ありませんか?
私はあります。テキスト見てても、書いても全然頭に入ってこない。なんとか理解したいと思っても全然理解できない。
そんな時はどうしてますか?私は夜だったら家のなかをグルグル歩き回ってテキストを読みます。声にも出します。
しばらくすると、なんとなく頭に入ってくるようになります。
アイデアが欲しいときも、グルグル歩くとアイデアがわくこともあります。とりあえず困ったらグルグルしてます。
このグルグル歩く、散歩は脳を活性化させるんだそうです。歩きだして20分ぐらいすると、体内の血液が活発に循環し、身体の隅々にまで新鮮な酸素がいきわたり、脳の前頭葉にまで新鮮な酸素が送り込まれて、記憶力、思考力、意欲がアップするんだそうです。
古代ギリシャのアリストテレスも、実は散歩が趣味だったそうです。
アリストテレスは「逍遙学派」のグループに属していました。「逍遙」とは散歩のことです。
アリストテレスは、アレクサンドロス大王の家庭教師を務めていたこともあるので、一緒に散歩しながら学問の話でもしてたんですかね?プラトンやソクラテスも歩きながら問答していたようです。
偉大な哲学者たちは散歩の効用を知ってたんですね。
散歩には、脳が活性化されるだけでなく「がん」「認知症」「アルツハイマー病」といった病を抑止することでも知られています。
良いことばっかりじゃないですか?散歩。記憶力アップ、学習の理解力アップ、アイデアも沸くし、頭のなかも整理できるし。
あのアップル社のスティーブ・ジョブズも散歩しながらミーティングを行っていたそうです。
脳を活性化して、いいアイデアがうまれたり、歩いて運動するから、足腰にもいいですし、何よりずーっと家の中や会社の中で、じっとして悩んでいるよりも健康的ですね。
色々困ったときには、ぜひ散歩を! お試しあれ。
簿記試験に短期間で合格したい、効率よく勉強したい。という方多いですよね?どうしたら一発合格できるのか?
よく聞かれます。
私は答えます。「完璧に答えなくて大丈夫!試験は時間内に70点とれてれば合格できるんだよ?30点間違っててもいいんだよ?」
完璧主義の方は練習問題を解くのにも、やっぱり完璧主義なので試算表でも、精算表でも、財務諸表でも、ちゃんと集計して表を完成させようとします。
気持ちは分かりますが、集計しなくていいです。
集計までして、もし貸借の金額があってなかったら??また仕訳チェック、転記チェック、電卓ミスチェックやってしまいますよね?
すごーく、時間を使ってませんか?
試算表や、精算表、財務諸表の配点個所をチェックしてみてください。集計欄の配点って実は少ないですよね?
あったとしても3点くらいじゃないですか?その3点のために再チェックするのは、時間がもったいないです。
家で勉強するときも、もちろん集計しなくていいですからね?
仕訳があってるかどうか?表作成が出来てるかどうか?をチェックしてください。
本番の試験でも同じです。
ある程度、試算表や精算表、財務諸表を埋められればOKですよ!
集計なんかしないで、別の問題を解きましょう!
別の問題の簡単に解けそうなものを、どんどん解いていってください。
そうした方が点数が加算されていきます。
70点を取るために、自分の出来る問題をどんどん解いていく。これにつきます。
たまに、見たこともない、一見すると難しい問題が出題されることがあります。
見たことないから驚きますよね?もうダメだ、落ちた~。って思うかもしれません。
でもそんな時は、他の問題を解くようにしましょう。
見たこともないような問題が出題されたときは、他の問題は案外簡単だったりするものです。
他の簡単な問題で点を稼いで70点をとれればいいんです。
一つの問題に固執しないことです。
淡々と解答していってください。
難しーい問題を1時間かけて解いて、出来たとしても何点分ですか?第2問や第4問目だったら10点くらいしかありません。
70点をとるためには、
第1問目20点 仕訳の問題、 第3問目30点 多分試算表の問題 第5問目30点 精算表か財務諸表
の問題で大きく点を稼げたらラッキーです。この第1問、第3問、第5問が難しくて、あまり加点が出来なそうな場合は
第2問目、第4問目を頑張って解きましょう!
自分の解けるところから。70点!70点とれればいい。と思って勉強もしてください。
試験も70点とれればいいと思って、うけてきてくださいね。完璧じゃなくて大丈夫!
皆さん、勉強するときってどれくらい復習してますか?
講座中だけですか?講座中は分かったつもり、理解したつもりになっても次の日、1週間後、2週間後に問題を解こうと思っても覚えていないってことはありませんか?
はい。よくあるパターンです。
受講生の皆さん、だいたい講座中は「分かりました!」「問題解けました!」っておっしゃるんですよ。
でも、次の日や3日後に同じような練習問題を出すと…。
「あれっ?見覚えのある問題?やったことあるけど、忘れちゃった!」または「こんな問題知らない!」っていう方もいらっしゃいます。残念…。
どうすれば、いいのでしょうか?
はい。答えは…。
「復習」してください!しかありません。
まず、「1、講座中」に初めて勉強したものは、「2、帰宅後復習」しましょう。
そして「3、次の日も復習」しましょう。これで3回転、勉強したことになります。
これだけではありません。
「4、1週間後」にも復習しましょう。「5、2週間後」「6、1か月後」この位勉強すると「脳に定着」していきます。
全部で6回。ここまでやれれば覚えます。
ヘルマン・エビングハウス博士も言ってます。人間は忘れる生き物なんです。
暗記しても復習しなければ、明日には74%忘れてしまっている。
1週間後(7日間後)には77%を忘却。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却。するんです。
沢山勉強しても復習をしなければ、ほぼほぼ忘れてしまうってことですね。
だから必ず「復習」しましょう。
勉強した後に、テレビやゲームをやってしまうとテレビ、ゲームの内容がインプットされてしまって勉強した内容を思い出せなくなってしまうそうです。
勉強後寝てしまうのが良いそうですよ。
勉強は色々かたずけた後、深夜に一人で静かな環境で行って、勉強が終わったらすぐ寝る。
朝起きたら、結構覚えているものなので、朝のうちに復習します。
これで大分記憶が定着するはずです!
資格合格のカギは復習です!
簿記3級で間違えやすい仕訳をご紹介します。簿記試験前にしっかりチェックしておきましょう。例題も一緒にご確認いただけます。
1.小切手
2.手形
3.仕入諸掛り、販売諸掛り
繰延べ、見越し、手形の裏書き、割引き etc.
間違えやすい仕訳、結構あります。
今日は 1~3を見てみましょう。
1.他店振出小切手か自己振出小切手で使用する勘定科目が違います。他店振出小切手を受け取ったときは?「現金」として処理します。他店振出小切手は、「通貨代用証券」の一つでしたね?
・配当金領収書や、送金小切手、郵便為替証書と同じ。すぐに換金できるものは簿記上「現金」として扱います。
では、自己振出小切手は?「当座預金」として処理します。小切手を振り出すことにより、いつか自分の当座預金からその金額が支払われます。ですから小切手を振り出した時に「当座預金」の減少として処理します。
・他店振出小切手は「現金」。・自己振出小切手「当座預金」です。覚えちゃいましょう!
(例)
1.A商店に商品¥15,000を販売し、同店振出の小切手を受け取った。
(借方)現金 15,000 (貸方)売上 15,000
2.B商店から商品¥20,000を仕入れ、小切手を振り出した。
(借方)仕入 20,000 (貸方)当座預金 20,000
2.次は手形です。
よく間違うのは「手形を振り出した」のか「手形を受け取った」のか間違える方が多いです。
それから小切手と間違える方もいますので注意して下さい。
手形は「支払手形」勘定か「受取手形」勘定を使って処理します。
約束手形を受け取った場合は、「受取手形」で処理します。
受取手形は期日がきたらお金を受取る権利が発生するので「資産」になります。
約束手形を振り出した場合は「支払手形」で処理します。
支払手形は期日がきたらお金を支払う義務が発生するので「負債」になります。
問題文を注意してみてくださいね。「受け取った」のか「振り出した」のか。
(例)
1.A商店はB商店に商品¥30,000を売上げ、約束手形を受け取った。
(借方)受取手形 30,000 (貸方)売上 30,000
2.浜松商店は仕入先 名古屋商店に対する買掛金¥50,000の支払いのために同商店宛の約束手形を振り出した。
(借方)買掛金 50,000 (貸方)支払手形 50,000
3.仕入諸掛りと販売諸掛りこれも間違いが多いです。
当店が負担すべきものか、仕入先(先方)が負担すべき仕入諸掛りなのか?注意してください。
当店が負担すべき仕入諸掛りは、仕入の金額(仕入原価)に含めて処理をします。
仕入先が負担すべき仕入諸掛りを当店が立て替えて支払った場合は、「立替金」勘定か「買掛金」勘定を減額して処理します。
(例)
1.A商店は商品¥15,000を掛けで仕入れ、手数料¥2,000を現金で支払った。
2.A商店は商品¥15,000を掛けで仕入れ、運送料¥2,000(先方負担)を現金で支払った。
なお、先方負担の仕入諸掛りは立替金勘定を使う事。
「間違いノート」活用しましょう。
簿記の勉強していて、練習問題や過去問なんかを解いていると
必ず間違えてしまう問題ってありませんか?
1回や2回じゃなくて、何回も。
どうして間違えてしまったのか、分析できてますか?
間違えて覚えてしまってる。→正しく覚えなおす必要あり。
勘違い→正しく覚えなおす必要あり。
理解できていない→テキスト確認して基礎からチェック。
と、間違えたらそのままにせずに
「自分がなぜ間違えてしまったのか?」を分析するようにしてください。
そして次は間違えずに解けるようにしていきましょう。
そうしないと、点数があがってきません。
今現在問題を2時間解いて、50点の人は
当然 あと20点加点しないと、70点に届きません。
ただ言うのは簡単なんですが、なかなかその70点が結構難しいんです。
そこで活用したいのが、「間違いノート」です。
なに?とお思いでしょうが、結構訳に立つんですよ。
今までの生徒さんも、「間違いノート」作っておいて役立った!助かった!
という方多いです。
さて、「間違いノート」
作り方は簡単です。
よく間違えてしまう問題を、載せていくだけです。
手書きでもいいし、コピーしたものでもいいです。
自分が間違いやすい論点や問題をまとめておくものです。
そのノートを見るだけで、ミスや自分の苦手問題がチェックでき
次に問題を解く前に「間違いノート」をチェックしてから
問題を解くと、前回よりもミスは減っていきます。
もちろん試験前の最終チェックにも使えます。
そして必ず解答も載せておいてください。作り方はこれだけです。
そして使い方ですが、時間がある時に見るだけです。
ちょこちょこ確認するようにして、正解を身につけるようにするだけです。
これが結構効果があるんですよ!
例えば手形と小切手と勘違いしちゃった。とか
転記後のチェックを忘れて、二重に集計してしまった。とか
今後間違えないように、現在のミスを書き留めておくということです。
今までの自分のミスや苦手個所が分かりますので
今後、問題を解く前にチェックすることで点が伸びます。
テスト前になると、練習問題や過去問、予想問題を沢山こなしている状態になっているので、もう一度間違えた問題、苦手な問題を解いておこう。と思っても
探すのに時間がかかったり、または問題を探せないことも。
そんな時に「間違いノート」を作っておけば
苦手な問題が全て書かれているので、最終チェックを行う時も
問題を探さずに済むんです。効率よく苦手チェックが出来ます。
ぜひ作ってみてください。
これは簿記試験以外でも使えます!
日商簿記検定が平成28年度から少しずつ出題範囲が変更されています。3級は、例えば「未収金」が「未収入金」に変更。「為替手形」が1級へ移動。「5伝票制」が対象外。かわりに伝票の集計が追加され、「仕訳日計表」が新たな範囲に。「売買目的有価証券」が「有価証券」に。評価替えも2級へ移動されました。
そして、2018年4月2日、日本商工会議所より「平成31年(2019年)度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」が公表されました。→商工会議所ページへ
簿記3級は、平成31年度の試験から「小規模な株式会社」が前提となります。現行の試験範囲は個人商店を前提としていますが、簿記検定試験が現代のビジネススタイルの変化により適合し、実際の企業活動や会計実務を織り込んだ実践的な出題内容に進化することで、簿記の学習者のニーズに応えられる(商工会議所HPより)よう、出題の前提を「個人商店」から「小規模な株式会社」に変更するということです!
個人商店が前提ではなくなり株式会社前提になるので、今まで簿記2級の範囲だった
・株式会社の設立 ・増資 ・当期純損益の繰越利益剰余金への振替え
・利益(繰越利益剰余金)配当と利益準備金の積立て ・法人税・住民税・事業税
が新たに3級範囲に追加されることになります。
個人商店特有の 当期純損益を資本金勘定へ振り替える処理、などは簿記3級で出題されなくなります。
3級からの移行は
有価証券の売買+受取配当金(→2級以上へ)
手形の裏書き・割引き(→2級以上へ)
直接法による減価償却(→2級以上へ)
(当店発行の)商品券の処理(→1級へ) 等
移行されずに削除される論点
繰越試算表・6桁精算表
売上値引・仕入値引
消耗品購入時の資産処理 等
3級に追加される論点
電子記録債権・債務
クレジット売掛金
固定資産台帳
法定福利費
消費税(税抜方式)
剰余金の配当など
資本金.設立.増資
法人税・住民税・事業税 等
結構変更ありますね。
簿記2級からの追加が目立ちます。
ついでに言うと、簿記2級も範囲が大幅に変更されていまして
前は簿記1級の範囲だったものが、ぞくぞくと簿記2級に移行しています。
連結会計、税効果会計とか。
それについてはまた今度!
はやいもので、もう5月。6月10日(日)簿記検定まで、あと39日です!受験予定の方、申込みしましたか?
簿記2級は今から勉強して6月試験だと、ちょっと厳しいですが。
簿記3級だったら、今から勉強しても十分間にあります。
もしも、挑戦してみたい。やってみたい。資格取りたい。って方はぜひ申込みしてみてください。
試しにやってみる。っていうだけでもいいと思います。
自分の可能性を広げることが出来ます。勉強してみて、割と得意みたい。苦手みたい。結構好き。あんまり好きじゃない。それが分かるだけでもいいと思います。
今から簿記の勉強を始める方は、
まずは過去問を確認してみてください。どれくらいのボリュームがあるか。その問題を2時間で解いて70%以上正解しないと合格できない。「敵を知る」ではないですが、自分が挑戦する試験のボリュームを知っておくのはいいことだと思います。
簿記3級を知らない人は、「簡単でしょ?」「誰でも受かるでしょ?」って言いますが、そんなことはありません。
やっぱり、それなりに頑張った人でないと合格できない試験です。まぐれで合格しても、仕事になった時に困ったことになります。
簿記とは、会計とは、仕訳とは、集計とは、決算とは、財務諸表とは、こういったことを理解してやっと仕事に使えると思います。
※ちなみに経理の仕事をしている方でも「簿記」の勉強はしたことがない。資格持っていない。という方も大勢います。
仕事で大事なのは正確に会計処理が出来るかというスキルだと思います。会社のお金の動きを正確に把握できること。
経理の仕事は1日、1カ月、1年のサイクルに沿って仕事をしていくことになります。このサイクルをおさえることが大事です。
資格の話に戻りますが、まずは日々の取引が発生したら「仕訳」をして帳簿に記入します。
この「仕訳」から勉強してみてください。この「仕訳」が一日単位での仕事ですね。毎日毎日取引が発生したら仕訳をして記帳します。
次に1か月毎にその月の売上はどれだけあったか?現金の変動はどれだけあったか?などを確認するために「集計」をしていきます。
これは簿記の勉強のなかでいうと転記をして「試算表」を作成すること。が該当すると思います。
月次損益計算書、月次貸借対照表を作成する場合もありますが。
そして1年の集計として決算処理を行って「財務諸表」を作成していきます。この財務諸表は決算書とも言いますが、1年、12か月分を累計したものになります。実際の仕事では「決算」処理は会社にはいって間もないような新人さんが担当することは少ないと思います。(会社によりますが)ベテランの経理の方や税理士さんが担当することが多いと思います。(これも会社によります。)
この一日、一か月、1年のサイクル。「仕訳」「試算表」「財務諸表」はやっぱり勉強のなかでも大事です。
「仕訳」がある程度出来るようになったら、次は「試算表」。試算表ができるようになったら、いよいよ決算処理。
決算整理仕訳が色々とありますので、一つ一つを確認してください。
必ず出題される決算整理仕訳は多いです。決算整理仕訳の確認ができたら、いよいよ「財務諸表」作成を練習してみてください。
仕訳も、試算表も、財務諸表も、ただテキストを読む。のではなく、なるべく「書きながら覚える」練習をしてください。
書くことで覚えます。試験も書かないと点につながりませんから。
これが簿記の勉強の流れになります。
あとは試験に合格するためには、直近の「過去問題」を必ず5回分は解いてみてください。
類似問題が出題されることが多いです。
出題範囲が変わることもあるので、なるべく古いテキスト、練習問題は使わず、新しいものを使った方がいいと思います。
決算整理仕訳、勉強していますか?
簿記3級第5問目は、決算整理仕訳の理解を問われる問題です。配点は30点。まれに32点。大事な得点源です。
第5問目は、精算表か財務諸表です。財務諸表は貸借対照表と損益計算書。下が140回~148回までの第5問の出題傾向です。どうでしょうか?
精算表と財務諸表が結構交互に出題されているような気がしませんか?
勿論2回続けて出題されていることもありますが。
148回 貸借対照表、損益計算書
147回 精算表
146回 貸借対照表、損益計算書
145回 精算表
144回 貸借対照表、損益計算書
143回 精算表 売上原価
142回 貸借対照表、損益計算書
141回 貸借対照表、損益計算書(一部推定)
140回 精算表
次回149回の第5問目はやっぱり「精算表」だと思います。
たとえ財務諸表だったとしても、やっぱり内容は決算ですので、どちらにしても決算の勉強しましょう。表そのものの記入方法が違うので「精算表」も「財務諸表」も表作成の練習はしてくださいね。
この第5問目を解けるようにするには…。
そう!決算を理解しなければいけません。決戦整理仕訳です。
貸倒引当金、減価償却、費用収益の繰延べ見越し。仕訳だけではなく計算方法も理解しないといけません。
それについてはまた今度。第5問で問われる決算整理にはどんな処理があるのか?を確認したいと思います。(簿記3級の内容で。)
1、未処理事項処理
2、現金過不足処理
3、売上債権の貸倒引当金設定
4、売上原価算定
5、固定資産の減価償却
6、消耗品の処理
7、費用収益の繰延べ、見越し
8、資本金、引出金の処理
結構ありますね。
必ず出題されているのは、
3、売上債権の貸倒引当金設定
4、売上原価算定
5、固定資産の減価償却
7、費用収益の繰延べ、見越し です。
まだチェックできていない方は、ぜひGW中にお時間あったらテキストでご確認くださいね。
精算表の練習問題を用意いたましたので、ぜひダウンロードして解いてみて下さい。→簿記3級 練習問題
オフィスサポートでは、簿記の勉強を独学で行っている方、簿記が苦手、試験前なので復習しておきたい、練習問題やってみたい。という方に向けて簿記無料講座を開催します。練習問題の用意がございますので、完全予約制になっております。フォームからご予約下さい。今回は試算表作成を行います。6月の149回試験に向けて予想される問題をいくつか用意しておきます。興味のある方はお気軽にご参加ください。
既にお一人のご予約をいただきました。有難うございます。
平成30年5月20日(日)13:30~16:30 受講料無料
募集締め切り:5月17日(木)
場所:アイミティ浜松2階 第1集会室
〒430-0913 静岡県浜松市中区船越町11−11 無料駐車場あり
持ち物:筆記用具 電卓 練習問題コピー代として200円
完全予約制:練習問題を用意するため完全予約制です。定員:15名様
今後のより良い講座を開催するために、アンケートにご協力お願いいたします
内容は試算表の効率的な解き方の紹介+練習問題 講座で使う練習問題はこちらで用意いたします。200円です。
6月の試験前に試算表の確認をしておきたい方はお気軽にご参加ください。
6月試験で出題が予想される試算表を用意いたします。(必ずしも試算表が出題されるわけではありませんのでご注意ください。)
※試算表の作成のみの講座になります。基本的な仕訳が出来る方を想定しています。
簿記3級検定では、問題用紙、解答用紙、計算用紙が配布されます。計算用紙はA4サイズの白紙1枚です。
この計算用紙を上手く使わないと、用紙がいっぱいになり、消しながら計算しないといけなくなります。
※追加配布はされません。公平に全員1枚ずつです。
左側に仕訳を記入していきます。
右側は転記、集計するのに使っていきます。
勘定科目や金額は自分が分かればいいので、略して書いてください。例えば「減価償却累計額」なんて書くと時間がかかってしょうがないので、ここは「減累」のように記入していきます。
大事なこと
※集計ミスを防ぐには、仕訳は揃えて書くこと。
勘定科目 金額は揃えて適度な大きさで。
簿記は仕訳の仕方から勉強するんですが、その仕訳は取引日+勘定科目+金額を使って取引を記入していきます。
この勘定科目というのは、仕訳や財務諸表で用いる表示項目の金額をあらわす科目のことで、誰が仕訳しても同じになるように決められた科目です。
この勘定科目は勉強していけば、覚えていきますし問題文にも書いてありますから問題はありません。でもちょっとした間違いはよくあります。例えば「小切手」ですと、簿記では「現金」勘定か「当座預金」勘定を使って仕訳します。が、他人振出小切手は「現金」で、自己振出小切手は「当座預金」で処理するんですね。
人によって仕訳問題を間違えるポイントは違います。使用する勘定科目が違う。左右逆に仕訳してる。計算違い。問題文読み違え。等々。
一つ一つの論点を、暗記ではなく、理解して勉強を続けることが大事だと思います。
日商簿記2級は「企業が応募者に求める資格ランキングトップ10」<(株)リクルートキャリア>で第1位になっています。2位は1級建築士、3位は宅地建物取引主任者です。いかに企業が経理を理解している人材を必要としているか分かります。簿記2級は難しいというイメージがあるかもしれませんが、チャレンジしてみる価値は十分あると思います。簿記2級を取得すると就職や転職に有利になりますよ。
簿記2級は経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つです。企業の財務担当者に必須。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。
高校(商業高校)において修得を期待するレベル。とあります。
(商工会議所HPより抜粋)
簿記2級取得後は、税理士試験、公認会計士試験、中小企業診断士試験を目指す方もいます。
まずは簿記3級から始めてみませんか?
簿記に欠かせない「電卓」。皆さんはどんな電卓を使っていますか?使いやすいですか?ここでは簿記試験におススメ電卓をご紹介します。試験に使用してはならない電卓もあるので注意が必要です。
電卓の「表示」に関してですが、最低でも10桁以上、12桁のものがベストです。3級ではそんなに金額が大きいことはないので、10桁でも足りるかもしれませんが、2級になると金額が大きくなり、表示がされなくなっちゃうんですね。だから12桁がおススメです。金額が大きくなると「100,000,000円」のように何個「0」を打つのか分からなくなります。
そこで、「00」キーもしくは「000」キーが付いていると、数字の入力が楽になります。ぜひ使ってみてください。
便利なメモリーキー。使えると複数の計算が楽に行えますよ。メモリーキーの操作手順もご紹介しています。
平成30年6月10日の簿記試験まで、あと47日!(今日は4/23)
試験前になると、いつも生徒さんから質問があります。
「過去問やったほうがいいの?それとも予想問題?どっちがいいですか?」
私の答えはいつも同じ。「過去問題!直前から5回分はやってね!類似問題が結構出るから!」
そう。本当に類似問題が出るんです。だから講座中も直前の過去問+その前の過去問+その前の過去問。どんなに時間がないときでも必ず過去3回分は解く時間を確保します。本当は5回分は解きたいんです。だから宿題にしちゃったり。
ほとんど同じような形で出題されることもあります。
過去問を解いて出題形式になれて行きましょう!
類似問題については、また今度!
簿記3級は会計・経理の基本を身に着けることができる資格です。
勉強することで、色々な知識が得られます。
まず、新聞を読んでいて記事内容が分かるようになります。
それから、会社内での経理課の人の話が分かるようになります。「貸倒引当金」「財務諸表」「減価償却」等。経理課では、よく聞く言葉ですが、勉強することで経理課の仕事場での話の内容が理解出来ます。
よく資格試験の勉強をした方が、○○の勉強したけど役に立たなかった。と耳にすることもありますが、「簿記」は無駄なことはありません。社会人として必要な知識を得ることが出来ます。資格取得目的ではなく、ぜひ勉強してほしいと思う科目です。
簿記資格を取得したい方は、まず合格率を確認してみるとよいでしょう。平均で39%の合格率です。難しい回もありますが、最近は40%越えです。ぜひチェックしてみてください。
簿記は事務職、経理職を希望している方におススメ!です。
日々の経済活動を記録してお店や企業の財政状態や経営成績を明らかにする技術です。
簿記を勉強することによって経理事務職に必要なスキルだけでなく、財務諸表を読む力が身につき、日々の処理、決算時の処理、経理独特の用語なども習得することが出来ます。経理関係の書類なども読めるようなり、数字の読み取りが出来るようになり、いわゆる数字に強い人に近づけます。
基礎的な経営分析力も身につきますので営業職や管理職の方にもおススメです。オフィスサポートでは簿記講座も開催しております。興味のある方はお気軽にお声がけください。